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おそと ぶらり探訪/「真柴豆腐店」(2017/2)
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「真柴豆腐店」
前号でご紹介したらくかふぇさんが「お隣においしい豆腐屋さんがありますよ」と紹介してくださったのが、今回お伺いした「真柴豆腐店」さんだ。
黄檗新生市場から今の場所に移って10余年、創業43年になるというこのお店。ご主人の三嶋さんに話をうかがった。
お豆腐を作ろうと思われたきかっけは?
「もともと妻の両親が豆腐屋だったんです。僕も豆腐は好きでしたし、おもしろそうやなと思ってお手伝いさせてもらうようになったのがきっかけです」
お豆腐の世界に飛び込まれていかがですか?
「朝早くから夜遅くまで仕事なのはしんどいですが、どれだけやっても豆腐作りはおもしろいですね」
豆腐作りのおもしろさとは……?
「豆のちょっとした浸かり具合や気温の違いによって豆腐の味が大きく変わるんです。同じ大豆には二度と出会えませんし、今日の豆はどんな具合かな~というところから毎朝始まるので、常に新鮮さがあって飽きませんね」
気をつけてらっしゃることはありますか?
「食品を扱っていますので衛生管理が第一です。そして、おいしい豆腐を作ること。僕らのような店は、スーパーの豆腐と同程度やと思われたら終わりなんです。だったらスーパーで買うたほうが安いし便利やわ、ってなりますからね。ただ、人の好みを気にしはじめたらキリがないので、自分がおいしいと納得できるものを追求するしかありません」
お豆腐以外の商品も?
「いつも木曜はおからを炊いていて、冬場は火曜におでんを出しています。あと、味つけ揚げはいつも出していて、結構お買い上げいただいています」
筆者も木綿豆腐(150円)を購入して冷奴でいただいた。外側の布目にあたる部分はしっかりした食感で風味も濃いのに対して、内側はとても細やかで柔らかく豆の香りが引き立っている。たしかにスーパーの豆腐にはない、優しさと懐かしさにあふれる味わいだ。ご主人のお人柄がそのままお豆腐になったような逸品、ぜひお立ち寄りを!!
宇治市五ケ庄平野45-1
TEL 0774-31-8927
営業時間/10時~ 16時 45分
定休日/日曜
(取材・原稿)べるぶネオ編集部
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