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おそと ぶらり探訪/やえクリニック(2021/02)
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やえクリニック
今回は、当院内科医の中嶋弥恵先生が昨年の秋に開業された『やえクリニック』さんにお邪魔しました。
JR奈良線「新田駅」から車で5分、京都京阪バス「城南荘前」停前にあり、府道沿いの大きな看板が目印です。広い駐車場には自家用車が次々と停まり、中嶋先生を慕う方が続々とお祝いに駆けつけて、早くも大賑わいでした。玄関には開業祝いの胡蝶蘭がずらりと並んで、グリーンやアニマル柄のソファを配した待合室にも祝い花が飾られて、期待度や注目度の高さが伝わります。そして、中嶋先生は真新しいピンクのスクラブに身を包んで、笑顔で迎えてくださいました。開業の意気込みを熱く語ってくださるのかと思いきや、なんとも奥深いお話を伺いました。
クリニック開業はもちろんゴールではなく、いろいろな葛藤を抱えておられました。理想は医師を志した原点である「町医者」=“ジェネラリスト”であり、専門細分化された医療に対する疑問を呈され、マルチな医師の必要性を語ってくださいました。
職場のこぼれ話なども伺いながら、特に印象的だったのは、「今の状態のまま65になって、みんなからお疲れさまでしたと言われたら、こんなはずじゃなかったと思うはず」というお言葉です。たとえ安定した仕事や生活であっても、一度きりしかない人生をどう充実させるのか、悩みは尽きないところです。人生を冒険するチャレンジ精神の大切さを、お話から強く感じることができました。
健康の不安からやりたいことがやれない、治りにくい病気を抱えて生きているなど、国民の6割が健康問題を抱える現代。障害があっても生きづらさがあっても、やりたいことがやれる人生のサポーターとして、自分の体と心を理解してくれるお医者さんが身近にいてくれたら、どんなにか心強いでしょう。『やえクリニック』の中嶋先生は、そんな頼れるお医者さんなのです。
(取材・原稿)看護師・小野
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