バックアップセンター・きょうと(以下BUC)に通所し始めて半年ほどが経ちますが、そこで自分が学ぶこと、スタッフ・メンバーが気づかせてくれることで、自分が今まで気づいていなかった課題について取り組むことができるようになってきました。
みなさんは、SEKAI NO OWARIのRPGという曲をご存じでしょうか。私は、気付くとこの曲の主人公に自分を重ねながら聞いていることがあります。
BUCに通い始めて1年程。仕事を休んでからは2年以上になります。私は最近になって、ようやく自分と向き合えるようになった気がします。
私には何もない 私は一人”そう思ってずっと生きてきました。誰と一緒にいても、何をしていても、心にぽっかりと空いた穴が埋まることはありませんでした。
BUCには、ステージが上がると朝礼当番があります。朝のミーティングで前に立って、その日のプログラムや連絡事項を確認します。そして、5分ほど、ちょっとした小ネタをする時間があります。小ネタのテーマは自由です。
私は今年(2019年)の2月からバックアップセンターきょうとに通っています。ですので今年のほとんどをBUCに通って過ごしてることになります。
ブログ記事を依頼されて、なにを書けばいいのか迷っていましたが、今回の記事のテーマに「今年一年を振り返って」が挙がっていたので、せっかくだからと、どんな一年だったか振り返ってみました。
BUCでは月に一回、スポーツか室内レクリエーション(以下室内レク)を行っています。スポーツは競技が予め決まっていますが、室内レクはメンバーが自分たちで考えていきます。今回は室内レクを紹介していきたいと思います。
私は今回のハイキングに実行委員として参加しました。みんなにとって安全で楽しいハイキングにしたいという気持ちで取り組みました。しかし、私は場所を決めても、本当にここで楽しんでくれるのだろうかという不安な気持ちがありました。昼食後のレクリエーションも、こんなクイズで楽しんでくれるのだろうかとさらに不安になっていました。ハイキングが近づくにつれて、ワクワクするどころか、憂うつな気持ちになってしまいました。自分自身も実行委員のメンバーも信じることができていなかったのだと思います。
この記事では、バックアップセンター・きょうと(以下、「BUC」とします。)に通う前は知らなかったプログラム以外の役割や仕事の一部について紹介します。BUCではどのようなことをするの?どんなところなの?といった不安のある方や通所を考えている方の参考に少しでもなればと思います。
ファミリーミーティングに向けて事前に、メンバーのご家族に記入していただいたメッセージを用意していただきました。その内容を読んで、ご家族が少し困惑を持たれつつも疾患を受け止め、しっかり支えていただいている事を実感し胸が熱くなりました。