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お知らせ

2022年6月

2022年6月30日 (木)

【BUCきょうとメンバーブログ】第154回「「ラブライブ!」の面白さとは何か」

私が「ラブライブ!」のアニメを初めて見たのは大学生のときである。当時東京の大学に通っていた私のもとに、友人達が「ラブライブ!」の聖地巡礼に来た。せっかくなので一緒に聖地巡礼をしよう、聖地を楽しむために私もアニメを視聴した方がいい、という流れになったのがすべての始まりだった。ここから、四日間は「ラブライブ!」漬けの日々だった。「ラブライブ!」のアニメを見てはその舞台となった聖地を見に行き、帰ってきたら、また「ラブライブ!」のアニメを見る。基本その繰り返しで、四日間でアニメ一期、二期、映画すべてを視聴し、東京近辺の聖地はほぼすべて網羅した。忙しかった。特に聖地として有名な神田明神には三回も行った。行き過ぎだろうと今でも思う。

 

それにしても、驚嘆すべきは友人達である。彼らは当然、既にすべて視聴済みである。それなのにせっかく東京に来て観光するわけでもなく、一緒に「ラブライブ!」を見て楽しそうだった。そんな彼らを横目に見ながら、正直そんなに面白いか、と思っていた。つまらなくはない。全然そんなことはない。だがしかし、ここまで夢中になれるほど面白いか、というと甚だ疑問が残った。

 

「ラブライブ!」や「スクール―アイドル」ってなんなんだよ、という突っ込みをすることが野暮なのはわかる。そんなことを言い出したら、「ネコ型ロボット」ってなんだよ、とか、「アンパンマン」ってなんなんだよ、という話になる。アニメに対して細かい矛盾点を探そうとするとキリがないし、そんなものは無粋だ。それは十二分にわかる。ただ、どういうテンションで見ていいのかよくわからない、という気持ちは最後まで残った。アイドルの頂点を目指すスポ根もの、として見るとギャグや可愛い女の子を楽しむためのシーンが多くて、それが余計な気がした。では、可愛い女の子が頑張ってアイドル活動をしているのを楽しむ作品だとすると、不自然にシリアスな展開や、時折ちぐはぐに見えるキャラの言動が気になった。友人たちは「これはこれ、それはそれ」とあまり気にしていなかったが、私は曲と勢いとなんとなくの「エモさ」みたいなもので不自然な展開を誤魔化しているような気がしていた。だから面白いとは思いつつも友人達ほどハマれなかった。その夢中になれる理由が知りたいと思った。

 

そんな私が少し積極的に面白いと思ったのが、次作の「ラブライブ!サンシャイン!!」だった。正直に言って先ほど述べた点はあまり解消されていなかったが、「普通な自分」がコンプレックスである主人公が「輝きたい」から「スクールアイドル」を目指す、という所に共感できるポイントがあり、他のキャラにも「わかるな」というポイントがあった。このときから、「面白い」と思えるポイントを積極的に探すようになり、二期、映画ともそれなりに楽しく視聴した。ちなみに友人達はとっくに「ラブライブ!」シリーズからは卒業していた。そんなもんだと思う。

 

振り返って見ると何が面白いのかわからないから、その面白さを追求していく。というのが私の「ラブライブ!」に対する一貫した視聴態度だったように思う。その過程で、ああでもない、こうでもない、と考えている時間が一番楽しかった気がする。結局、何が面白いのかの結論は出さずに、考えつづけるという贅沢な遊びをしているだけなのかもしれない。

来月の7月から最新作の「ラブライブ!スーパースター!!」の二期が始まる。無理はしない程度に視聴して楽しんでいきたい。

 

                                                  P.N ラーメン

2022年6月22日 (水)

【BUCきょうとメンバーブログ】第153回「クラフト参加者の感想」

 今回のブログには、通所者のクラフトのプログラムに参加してみての感想を掲載します。YouTubeの動画作成にあたって、クラフトに参加されての感想を通所者に書いていただきました。動画では全文を紹介できなかったので、こちらで紹介します。実際にプログラムを行っている方々の感想を読んで雰囲気をつかんでいただければ幸いです。YouTubeの方も是非ご確認ください。
URL:https://www.youtube.com/watch?v=v28dAowoJTY

・クラフトはやったことはなかったが、実際にやってみると楽しく、また、良い指の運動になっていると思いました。
・手芸をする機会がこれまで、あまりなかったので楽しいです。没頭していると、気分転換にもなると感じます。
・工作のラインナップが豊富で、何をつくろうかな~、と選べるのが、いいです!
・ステージⅠでは、唯一といっていいほどの集団作業なので、メンバーの顔を覚えるいい機会になっています。また、テーマトークもあるので、話し下手の解消にも役立っていると思います。
・ステージⅠで人と接するのに、不慣れな状況にあってとてもありがたい機会だと思います。
・デスクワーク中心の課題の合間に指先を動かせる作業があって、気分を変えることができてありがたいです。
・BUCに慣れ、人の名前を覚える良い機会で、長期休みから社会復帰に向けて体を動かすのに、程良い負荷なプログラムです。
・BUCに入所されたばかりのメンバーが集合し、毎週2回クラフト細工をしています。メンバーが輪になって動物、建物、乗り物などのペーパークラフトを作りながら、ゆったりした雰囲気の中で楽しくフリートークやテーマトークをしています。メンバー同士がお互いの一面を知ることができ、これから一緒に頑張っていくためのよい関係が築ける場になってると思います。

2022年6月14日 (火)

【BUCきょうとメンバーブログ】第152回「癒しのひととき」

 最近、コーヒーにハマっています。BUCに通い始めた頃は、毎朝コンビニコーヒー片手に通所していましたが、毎回だと結構な出費になると思って、ドリップパックを持って行くようにしたことがきっかけでした。
どうせなら美味しく飲みたいと、「ドリップパック 美味しい淹れ方」でヒットしたYouTubeの動画を見て、その後、関連動画でオススメされる“コーヒー系YouTuber”さん達の動画を次々と見ているうちに、ドリップパックにとどまらず、ベーパードリップやプレス式など、どんどん興味が湧いてきました。
 数年前になんとなく買ったものの最近はほとんど使っていなかったカリタ式のドリッパーと、何年前のものかもあやしい冷蔵庫の奥で眠っていたレギュラーコーヒーの粉を引っ張り出し、動画で見た通りの“美味しい淹れ方”をしてみたところ、鮮度のカケラもないようなコーヒーだったにも関わらず、「淹れ方ひとつでこんなにも味が変わるのか!」と驚くほどえぐみの無いまろやかな味になり感動しました。
 その後は元来の凝り性を発揮しつつ、ずぶずぶとコーヒー沼にハマっていきました。コーヒーに関する本を読み漁り、ドリッパーもカリタ式の他にハリオV60やコーノ式、さらにフレンチプレス、マキネッタにまで手を出し、豆は挽きたてが一番と知るや手動のコーヒーミルを手に入れ、休みの日は朝からガリガリと豆を挽くところからコーヒーを淹れて楽しんでいます。
 以前は“コーヒー”としか認識していなかったものが、豆の産地や焙煎具合で全く違った味わいになることも知り、自分好みの豆を求めて色々なものを試してみたり、「夜もコーヒーを飲みたい!」とカフェインレスでも比較的美味しい豆をネットで取り寄せたり、ドリップパックも数種類揃えてその日の気分で選んでみたり…。はたと気づけば、当初の“節約”目的はどこへやら、コーヒー関連にずいぶんと出費を重ねてしまいました。
 しかし、淹れたてのコーヒーの香りと味はやはり格別です。「コーヒーだけでなく、癒しの時間を買っている、すなわちストレスマネジメントの一環なのだ」と少々無理矢理の理屈で自分を納得させつつ、今日もBUCの後ろの方でドリップパックにお湯を注いでいます。コポコポ。

PN:わらびもち

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2022年6月 2日 (木)

【BUCきょうとメンバーブログ】第151回「ミニブログ(好きなこと/夢中になれること)」

毎度おなじみ、ミニブログです!

GWも明け、しばらく祝日がありませんが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

今回はメンバーY.Fさんの「好きなこと/夢中になれること」についてのお話を紹介させていただきます。

 

Y.Fさんの「あなたの好きなこと」編

Q1. あなたの好きなこと/夢中になれることは?

A1. キャンプ

 

Q2. なぜそれが好きなの?いつから好きなの?

A2. 自然の中でゆったりしながら、焚き火をするのが好きです。4年くらい前から始めました。

 

Q3. それを誰かにオススメするなら誰にする?その理由は?

A3. 一緒に行きたいので、友達に勧めたいです。

 

Q4. 好きなもの/夢中なものに愛を叫ぶなら、なんて言う?!

A4. 1/fのゆらぎ最高!!

  

貴重なご意見・ご感想ありがとうございました。自然の中でゆっくりするのは心も体もリラックスできて良いですね。私は全然キャンプに行った経験がないのですが、休職しているこのタイミングで行ってみるのもいいかなと思いました。

(編集担当:T.F

 

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