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【BUCきょうとメンバーブログ】第152回「癒しのひととき」

2022年6月14日 (火)

 最近、コーヒーにハマっています。BUCに通い始めた頃は、毎朝コンビニコーヒー片手に通所していましたが、毎回だと結構な出費になると思って、ドリップパックを持って行くようにしたことがきっかけでした。
どうせなら美味しく飲みたいと、「ドリップパック 美味しい淹れ方」でヒットしたYouTubeの動画を見て、その後、関連動画でオススメされる“コーヒー系YouTuber”さん達の動画を次々と見ているうちに、ドリップパックにとどまらず、ベーパードリップやプレス式など、どんどん興味が湧いてきました。
 数年前になんとなく買ったものの最近はほとんど使っていなかったカリタ式のドリッパーと、何年前のものかもあやしい冷蔵庫の奥で眠っていたレギュラーコーヒーの粉を引っ張り出し、動画で見た通りの“美味しい淹れ方”をしてみたところ、鮮度のカケラもないようなコーヒーだったにも関わらず、「淹れ方ひとつでこんなにも味が変わるのか!」と驚くほどえぐみの無いまろやかな味になり感動しました。
 その後は元来の凝り性を発揮しつつ、ずぶずぶとコーヒー沼にハマっていきました。コーヒーに関する本を読み漁り、ドリッパーもカリタ式の他にハリオV60やコーノ式、さらにフレンチプレス、マキネッタにまで手を出し、豆は挽きたてが一番と知るや手動のコーヒーミルを手に入れ、休みの日は朝からガリガリと豆を挽くところからコーヒーを淹れて楽しんでいます。
 以前は“コーヒー”としか認識していなかったものが、豆の産地や焙煎具合で全く違った味わいになることも知り、自分好みの豆を求めて色々なものを試してみたり、「夜もコーヒーを飲みたい!」とカフェインレスでも比較的美味しい豆をネットで取り寄せたり、ドリップパックも数種類揃えてその日の気分で選んでみたり…。はたと気づけば、当初の“節約”目的はどこへやら、コーヒー関連にずいぶんと出費を重ねてしまいました。
 しかし、淹れたてのコーヒーの香りと味はやはり格別です。「コーヒーだけでなく、癒しの時間を買っている、すなわちストレスマネジメントの一環なのだ」と少々無理矢理の理屈で自分を納得させつつ、今日もBUCの後ろの方でドリップパックにお湯を注いでいます。コポコポ。

PN:わらびもち

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