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発達障害
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発達障害の 一つで、「知的障害のない自閉症」とも呼ばれます。知的能力は保たれている一方、共感性の欠如や特定の事柄への熱中性(こだわり)などの特徴があるため他 者と情緒的な交流が難しく、社会的な不適応を起こしやすいと言われています。適応が困難になれば、適切な診断・治療とサポートが必要となります。
知的機能の発達そのものには問題がないのに、読み・書き・計算といった特定の能力に著しい困難が現れる障害で、LD (Learning Disorder)とも略されます。
原因の多くは中枢神経の先天的な障害にあると考えれています。余談ですが、俳優のトム・クルーズ氏が自ら「読字障害」(学習障害の一種)であることを公表して話題になりました。
3歳以前に発症する先天的な 発達障害で、対人関係の問題(感情や共感能力が乏しく友だちと遊べない)、言語能力の問題(言葉の遅れ)、強いこだわり(特定の道順に固執するなど)といった特徴が見られます。記憶力や計算能力など特定の能力だけがずば抜けて高いケースもあり(電話帳の番号をすべて暗記するなど)、これらはサヴァン症候群とも呼ばれますが、部分的には天才的な能力を持っていても、全体としては精神発達遅滞を示す場合がほとんどです。
全体的な知的水準の障害と定義され、知的発達水準の遅れと社会的適応能力の弱さから評価されます。
ただし、その原因にはさまざまあり、背景となる基礎疾患がある場合には、それに応じた病名がつけられます。不適応状態にある方を援助する際には、それが努力によって改善するものか、それとも能力自体に限界があるのかを正確にアセスメントすることが必要不可欠であり、精神遅滞の有無も重要な情報となります。
注意力の欠如(ひとつの活動に集中できない、ある事柄に注意が向くと他の大切なことをすぐに忘れてしまう等)、落ち着きのなさ(じっとしていなければならない状況でも身体がソワソワ動いてしまう、過度に喋りすぎてしまう等)といった特徴が著しく目立つ症候群です。
アメリカのカウンセラーによる『片づけられない女たち』は、女性のADHDの姿を描いた著書として有名になりました。
代表的なものとして、 精神遅滞、アスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、学習障害などがあります。
発達の遅れというと、親の養育態度や愛情に問題があったのではないかと見られがちですが、発達障害は脳の先天的・生物学的障害です。発達障害があっても、小さい頃から正しい指導を行うことによって、その後の社会適応は高くなります。まずはきちんとした診断を受け、正しい関わりかたを会得することが大切です。