京都市 下京区 心療内科 精神科 メンタルクリニック カウンセリング 復職トレーニング専門デイケア

お知らせ

2020年5月

2020年5月22日 (金)

【BUCきょうとメンバーブログ】第91回【休日にやっている気分転換】

私が休日にやっている気分転換の方法を紹介します。

私は大津市に住んでおり、いつも身近に琵琶湖があります。この自然資源を活用して、「ウォーキング」と「ワンコイン電車旅」をしています。

ウォーキングは、大津港から膳所城址公園までの間、湖岸沿いに整備された遊歩道を歩きます。京都から見るのとは違った形の比叡山が見えます。空気が澄んだ日には、遠く湖の向こうに伊吹山や鈴鹿山脈を望むことができます。秋には街路樹が赤や黄色に色づき、とてもきれいです。自転車で湖岸沿いを走るのも気持ちが良いものです。

ワンコイン電車旅は、大津駅から隣の山科駅まで、琵琶湖線・北陸線・湖西線経由で琵琶湖を一周する約3時間の旅です。運賃は1駅分の190円です(駅員さんに確認しました)。車窓からの風景を眺めても、本を読んでも良いし、電車の揺れに任せて眠るのも心地良いです。雨の日もまた趣があります。

Photo

Photo_2

Photo_3

ペンネーム:SS

2020年5月 7日 (木)

【BUCきょうとメンバーブログ】第90回:【「調子が悪い」と言える勇気】

 私は通所を始めて半年以上経過しているのですが、まだ安定しているとは言い難い状態です。回復傾向とは言え、好不調の波が大きくBUCを連続で休むこともあります。ですので、なかなかステージが進まず、自分で悶々とすることもしばしばです。

 1週間で4日休んでしまった時のことです。もちろんスタッフの方が心配して声を掛けてくれました。その時、自己嫌悪で、とにかくいろいろ言われたくなくて、半ば八つ当たり的に「休んでしまって、一番へこんでいるのは私です。」と話しました。ただ、自分の調子が悪いことを正直に伝えられて、受け入れてもらったことで少し気が楽になりました。
 ここに来る以前は入院をしていたこともあります。入院では「クリティカルパス」と呼ばれる、入院期間に対して生活リズムを整える期間や薬の調整をする期間の目安があり、通常の症状の場合は、この期間を基本として治療を受けます。ですが、私は薬の調整の目安が過ぎても症状が改善した感じがしませんでした。担当のドクターから「どうですか?」と聞かれた時、私は残り期間のことを考えましたが、このままの状態では回復していく自分の姿が想像できず、「調子が上がりません」と正直に答えました。その後、薬の調整を続けたことで効果が出て、自分が納得できる退院ができました。あの場面で調子が悪いと言わなかったら、ずっと低空飛行のまま復帰していたと思います。まあ結局、今はこちらにお世話になっている訳ですが・・・。

 BUCでも入院でも、本当は何かしっくりしない症状を感じていても、遠慮や体面を考えて「大丈夫です」と言ってしまうことがあるかも知れません。しかし、自分の調子が上がらないことに対して勇気を持って打ち明ければ、自分がそこであきらめてしまわない限り、ドクターやスタッフもあきらめません。
 もし、ご本人から「調子が悪い」というような言葉を聞かれた時は、それは自分の状態が分かっているサインであると同時に、勇気を持って伝えることができていると感じて下さい。それは回復への一歩を進んでいるのだとあきらめず接して頂ければ、復職への道も見えてくるのではないかと思います。

(ペンネーム:T.S)

2020年5月 2日 (土)

月刊きょうと/「笑う」(2020年5月)

バックアップセンターきょうとの機関紙『月刊きょうと』の巻頭エッセイとして、利用者の方々に執筆していただいた原稿をアップロードしています。

今回は「笑う」です。よければご一読ください。

このページのトップへ