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【BUCきょうとメンバーブログ】第120回「梅雨と聞いて思うこと」

2021年5月21日 (金)

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 もうすぐ梅雨の時季です。気温もどんどん上昇を続け、ほがらかな春の陽気も終わりをつげて、夏の扉が開くまでもう少しって感じです。夏の一歩手前の梅雨の時季には大雨が降ります。雨が降ると一般的にはテンションが下がると言われています。だけど、私は雨が降るのを眺めると心が落ち着く感じがします。さすがに大雨で自分がずぶ濡れになってしまうと、テンションはガクッと下がってしまいますが、しとしとと雨が降るのであれば、落ち着いて過ごせるような気がします。特に雨で外に出られず、読書でもしてみると、雨の音は良いBGMに感じます。「ざぁざぁざぁ、ぽちゃん。ざぁざぁざぁ、ぽちゃん。」そんな音が聞こえると心地よくなってきます。BUCでも雨の時は、課題図書を読むのが何だかはかどる気がします。こんなに落ち着きをもたらしてくれる雨と言うのは不思議な存在です。

 BUCへ来るとき、私は住んでいるところから歩いてきています。自転車ではないので、雨が降る時も傘をさしながら来ることができます。傘をさすときには、折り畳み傘だと何だか物足りなく、大きめの傘をさすようにしています。大きめの傘だと自分の衣服も濡れるのが少なくなり、とってもいい感じです。ただ、長靴がないのが今の課題です。登山用の濡れても大丈夫な靴を履いてはいますが、雨がきつくなるとズボンのすその部分がびしょ濡れになってしまいます。それなのに、いざ買い物に行く時には雨の時のことをすっかり忘れてしまい、長靴も買えないままです。晴れの時なら忘れてしまいがちなので、雨の時に長靴を買いに行くのもいいかもしれません。

 BUCの窓からは東本願寺が見えます。東本願寺は青一面の快晴の時に見るのもいいですが、どんよりと雲が立ち込めている雨の日に見ると、東本願寺の神秘的なパワーが2倍・3倍増しに感じます。なぜなら巨大な東本願寺の建物が、どんよりとした雲をバックに雨が降り続ける中、その荘厳さが際立つような気がするからです。これから梅雨の時期を迎える中で、東本願寺の荘厳なたたずまいを楽しめる機会が増えると思います。嫌な気持ちになりがちな時期ですが、少しでも楽しみを見つけられると良いのではないでしょうか。

 梅雨を乗り越えれば、様々なアクティビティを楽しめる夏がやってきます。そんな夏を心待ちにして、梅雨の時季も楽しんで過ごしていきたいと思います。

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