京都市 下京区 心療内科 精神科 メンタルクリニック カウンセリング 復職トレーニング専門デイケア

お知らせ

【BUCきょうとメンバーブログ】第69回:「夏の思い出」

2019年7月18日 (木)

皆さん。初めまして。2019年4月より通所をさせていただいていますB.M.と申します。

昨年の9月に「うつ状態」と診断され休職しています。今回は、休職までの簡単な経緯と昨年の夏休みの思い出を書かせて頂きます。

昨年の4月に部署移動があり、今までに経験がない業務を担当する事になりました。経験がない為、分からない事が多く5月以降から不安な状態や早朝覚醒が続く日々でした(心療内科受診時は「様子を見ましょう」という状態)。

夏休みが近づいた頃は、“今年は忙しいので、夏休みも出勤しないと厳しいな。”と考えていたのですが、休み前に仕事が片付き休む事ができました。休みがあると私は遠出します。“来年はもっと忙しい。”と予想していたので好きな場所である北海道に最後に行く気持ちで出かけました。移動手段はバイクです。

この時、“あまり楽しくないな”という気持ちが纏わりついていましたが、“リフレッシュする事でまた元気よく働けるだろう。”と考え出発しました。

北海道はとても広大で1週間あっても回りきる事が難しい為、4回目の今回は「行っていないところへ行く・泊まっていないところに泊まる」と目標を立てました。行っていないところは「函館」です。フェリーの到着する小樽・苫小牧から北へ向かう方がいろんな所に行けますが、南の方はほぼ同じ道を行って帰ることになるので勿体ない気持ちになり行ってませんでした。

今回は函館に行き五稜郭見学と有名なご当地バーガーを食べようと計画しました。
 1日目は札幌から函館までたどり着けず手前の大沼公園でキャンプをしました。とても素晴らしい景色だったことを覚えています。
 函館では五稜郭へ行き、タワーに登ってその形状の美しさに驚きました。ご当地バーガーもおいしかったです。
 泊まっていないところは紋別、2-3月になると流氷で有名な場所です。ここにあるホテルでは朝食で帆立が食べ放題で、また蟹も非常に美味しかったです。驚いたのは、北海道の人達は蟹酢を使いません。そのままで味と甘みが十分にあるのです。翌日食べた蟹炒飯も蟹まみれで本州にはないなと思いました。

その北海道から帰った数週間後、北海道地震がおき私も病気になりました。受診開始時はとても苦しく、旅はもうできないと考えていました。今回、この記事作成を行う事で「あの時は楽しかったな」と思い出し振り返る事ができました。

今年の夏は行けませんが、いつの日か楽しめる気持ちに戻って訪問できる日がくることを願って治療に専念していきます。

Photo↑蟹

  Photo_2↑五稜郭

Photo_3↑大沼公園

(ペンネーム:B.M.)

このページのトップへ