2017年10月26日 (木)
10月8日(日)に鳥取県智頭町で森林セラピーに参加しました。
森には心身をリラックスさせたり、血圧を下げたり、免疫力を高めたり、さらにはうつ状態の改善を助けたりする効果があるそうです。智頭町ではそんな森の持つ癒し効果に着目し、「森林セラピー」をまちおこしのメインテーマのひとつとして取り組んでいます。今回、BUCで森林セラピー参加者を募集していて、興味が湧いたので参加を決めたのです。
私は元々山歩きが好きです。最近は登山をしていないので体力に自信はなかったのですが、説明を聞くとそんな険しいコースは歩かないということだったので気軽に参加しました。
当日は天気に恵まれました。地元インストラクターに案内された芦津渓谷は、川のせせらぎが聞こえ、野鳥が囀る森の中にありました。昔は森林鉄道が走っていたというセラピーロードをゆっくり歩きました。
眩しいぐらいに映える緑を愛で、新鮮な空気や木々から放たれるフィトンチッド(森林の香りの成分、殺菌性がある)を吸いこんでいると、この日はいつもより早起きして眠く、やや機嫌が悪かったのに途端にテンションが高まりました。
石や苔に触って自然の冷たさを感じたり、様々な種類の木の葉の香りを嗅いだり、吊り橋を渡ったりして、普段の生活では得られない体験をしました。昼食に出された、地元の食材をふんだんに使った弁当も美味しかったです。案内して下さったインストラクターや町職員の方々も私たちに暖かく接してくださり、おかげで心身ともにリラックスした休日を過ごせました。
森林セラピーは次週から場所を変えて、京都御苑で行われますが、そちらも楽しみにしております。
(ペンネーム:S.W. 男性)