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お知らせ

【BUCきょうとメンバーブログ】第2回:芸術の秋、クラフトの秋

2016年11月10日 (木)

今週は、月曜と金曜の午前中に行われているクラフト(紙工作)の時間をご紹介したいと思います。

このプログラムには、BUC(バックアップセンター・きょうとの略。以降、BUCと呼称。) に通所を始めて、日が浅い通所者の方が参加しています。インターネットから著作権フリーでダウンロードできる紙の型紙を切ったり・貼ったりして1つの作品を作り上げていきます。

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私もBUCに通いたての時期は、このクラフトの時間に参加していました。正直言うと 最初は「自分は仕事のリハビリに来ているのに」と抵抗を感じる部分もありました。しかし、参加していくと実際に手を動かして立体的な作品を作り上げていくことによって作業の集中力がついた気がしています。クラフトの設計書から「折る・切る・貼る」を読み取り、効率的に進めていくにはどうしたらいいのかなどを考えることができて、仕事の実践にも役立ちそうだなと思いました。また、他の通所者の方とも交流ができてよりBUCに馴染みやすい気持ちとなり、毎日BUCに通所してリハビリを頑張ろうという気持ちになりました。

このクラフトの時間はBUCのスタッフさんと通所者の人(クラフト係さんと呼ばれています。)が中心になって運営されています。現在、クラフト係を担当されている通所者の方から、一言いただいて今週の締めとしたいと思います。

「こんにちは、クラフト係です。クラフトでは、お花やかわいい動物づくりを楽しむ方、はたまた歴史的建造物などの超大作に挑戦する方など、取り組みは人それぞれです。クラフトの時間が、みなさんにとって、完成したときの達成感、思い通り進まないときのもどかしさなど、様々な思いを共有できる場になればと思います」

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