おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2021年11月 1日 (月)
月刊きょうと/「食事と体調」(2021年11月)
今回はメンバーのS.Oさんに、食事、食べるものと体調との関連、そして、心の状態についても書いていただきました。とっても興味深いお話です!
私たちの身体は、食べたものからできています。「そんな事当たり前やん!」と思うのですが、皆さん、普段どんなものを口にしていますか?おそらくだいたいの方が、一日に3回食事されているかと思います。食事は【楽しく美味しく】が一番だと思います。
そこに、少しだけ『健康』要素を付け足してみませんか?
私は病気になる過程の中で、食事の大切さを痛感しました。大切さというと漠然とした感じがしますが、体調が良くなった時、体調が悪くなった時、それぞれ食事内容が真逆で、良くなったには良くなった理由、悪くなった時には悪くなった理由がある、と、体感しました。
まず体調が回復していく過程での食事内容について、お話していきます。まず、一般的に言われる、バランスの良い食事を心がけていました。タンパク質(肉・魚・納豆・豆腐など)
、炭水化物(白米や玄米など)、そして野菜を食べていました。野菜の調理法についてはその時々で違っていましたが、汁物にしたり炒めたり電子レンジを使ったり、野菜を意識して摂っていました。
逆に体調が悪くなる過程や体調が悪かった時の食事は、真逆です。週に何度もマクドやジャンクフード、乾麺やレトルトのカレーに卵を落とすなど、よくしていました。野菜ジュースで野菜を摂った気になっていました。疲れたら、コンビニで手軽な添加物もりもり、味が濃くて加工されたものを買って、さらにお菓子もチョコレートからポテトチップスなど、その時の欲望のままに、沢山摂っていました。
疲れた時には仕方ない部分もありますが、自分で選択できる中で、このような食事を身体の中に入れていました。
食事で体調が良くなる過程を体感してからの、このジャンキー一筋でした。そうなると、体調は悪くなる一方でしたが、今振り返ってみると、食事が良かった、悪かったと、省みる時間や思考、心の余裕がなかったようにも感じます。
よく、『私たちの身体は食べたものからできている』と言いますが、イコール、『私たちの身体は、外に出されない・排出できないものからできている』。
このことを考えられるようになってからは、自分の目で見て、栄養表示をしっかり見て、添加物を見るようにしました。日本では『 / 』表示より後が添加物です。できる限り入っていない物を選び、入っているものでも、まずは何なのか、調べるようにしたところ、今では、コンビニの利用もほとんどなくなり、その分コンビニに使っていたお金で、野菜をもりもり食べるようにしました。
サラダは冷たくて苦手・・という意識がありましたが、食べる前に少し常温の環境に置いておくことで、キンキンに冷えていない物を口にでき、この問題は解決しました。
このようなちょっとした工夫で、皆さまも一緒に健康要素を増やしてみませんか?