おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2020年3月 1日 (日)
月刊きょうと/「温活について」(2020年3月)
今回はメンバーのNさん(女性)に、身体を暖める「温活」とその効用についてご紹介いただきました。
最近、私の中で温活ブームが起きています。
私は昔からものすごく冷え性で、冬は常に手足が冷え冷えだったり、夜、お風呂に入ったり、寝るときにしっかり布団にくるまっていてもガタガタ震えたり…。とにかく、ひどい冷え性(もはや違う病気なんじゃないかと疑ってしまうくらい重症)であったように思います。
悩みながらも、生姜を試してみたり、岩盤浴やジムに通ってみたり、働いていた時は会社のロッカールームに養命酒を置いて飲みながら仕事をしている時もありました。
そんな悩みを抱えているにも関わらず、「おしゃれは我慢」と信じ込んでいた私は、季節問わず服装は出来るだけ軽く、薄く、自分の好きな服を着て、夏は足を出す靴を履き、冬は足先の詰まった高いヒールを好んで履く時期もありました。身体を冷やす行動を自ら進んでしていたように思います。
病気になったことで自分の身体について見つめ直し、BUCでスタッフさんやメンバーさんから色々と身体を温める方法を教えてもらうようになったことで、最近になりようやく「温活をしよう」と思うようになりました。
まずは服装。以前よりは首回りの詰まった服装を着たり、インナーをしっかり着込んだりと、当たり前の事を当たり前に出来るようになりました。
ただ、厄介なのは冷え性とほてりを兼ねそろえているので、たくさん着すぎると暑さで気分が悪くなってしまうという…。調整の出来る服装をまだ研究中です…。
服装で言うと、スタッフさんに教えて頂いた足首ウォーマーを買って、巻くようにしました。軽くて持ち運びも便利だし、マジックテープで簡単に付けられる為、愛用しています。
次に食事は毎食スープかその代わりになる汁物を取り入れるようにしました。簡単かつ美味しくて、トマトやコンソメ、豆乳など色々な味で試せるので飽きずに続けることができます。
そして、寝るときに湯たんぽも取り入れました。これまでは冷えている足先に置くようにしていたのですが、調べてみると血管のよく通っている足の付け根辺りを温めると全身が温まるようです。
簡単なことばかりなので、もうすでにされている方も多いかとは思いますが、少し身体が温まるだけで、冷えからくる肩こりが軽減されたり、身体の不調からのイライラが少なくなったり、少しずつではありますがラクになっていっているようにも感じます。
身体を温めることは決して冬の寒い時期に限ったことではないと思います。1年を通して、自分の身体のための温活をし、少しでも快適でラクに過ごせるようにしていけたらいいなあと思っています。