おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2017年6月 1日 (木)
月刊きょうと/「我らダイエットG」(2017年6月)
今回はごんべさん(女性)に、バックアップセンターきょうとで行っているダイエットグループについて書いていただきました。
暖かな陽気が気持ちよく、服も薄着になっていくこの季節。気になるのは、身体についた余計な脂肪…(ぷにぷに…)。
夏までに痩せようと、ダイエットを実践されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
バックアップセンターきょうと(以下BUC)には、ダイエットグループ、通称ダイエットG(ジー)というグループが存在します。
このグループでは、看護師(スタッフ)の指導の下、毎日の食事と運動量のチェック、金曜日の午後にインターバル歩行(雨の日は室内でダンスやエアロビクス)を実施しています。
体重減を目的とする方もいれば、健康になるため(血液検査の結果、食事や運動を見直す必要があったため)に参加する方もいます。メンバー数は今や、BUCの三分の一という、一大勢力です。
私はつい最近、ダイエットGに入団しました。と言いますのも、BUCに通所した頃から比べて約○○㎏も太ってしまったからです(さすがに数字は言えません)。
私は小さい頃からぽっちゃり系で、そのことを気にして、今までにも様々なダイエットを試みてきました。
例えば、朝バナナダイエット(朝食をバナナ1本と水1杯にするダイエット法)やレコーディングダイエット(食べた物と体重を毎日記録するダイエット法)、運動はウォーキングやジョギング、水泳などなど…。
しかし、ダイエットをした後は痩せるのですが、いつもダイエットを止めた後にリバウンドがあり、体重の変動は常に±10㎏という感じです。また、いつも1人でダイエットをしていたので、常に孤独な闘いでした。「食べたいよ~…でもダイエット中だから我慢しなくちゃ…」
ダイエットGに入団して良かったと思うことは、みんなで苦しみや喜びを分かち合え、励まし合えるということです。
「この土日は甘いものを食べ過ぎちゃった」
「大丈夫、大丈夫。俺もこんなに食べちゃった」
「マイナス○㎏です」 「おめでとう!(拍手)」
人は1人ではなく仲間とともにであると頑張れるという性質を持っていると、何かの本に書いてありました。まさしくその通りだと思います。
N看護師:「おやつにいなり寿司は何個食べたんですか?」
メンバー:「5個です」(みんな笑い)
N看護師「ケーキ2個食べちゃったんですね?」
メンバー:「その日は誕生日だったから、嫁と娘がそれぞれ買ってきてくれて、断れなかったんですよ」(みんな微笑む)
N看護師:「ホットドックとソフトクリームと○○をおやつに一度に食べたんですか?」
メンバー:「いやぁ、友達のところに遊びに行ったので仕方ないですよね」(みんな笑い)
他メンバー:「開き直ってますね」
ダイエットGの皆さまは、とても個性的でユニークです。笑いながら、でも目標に向かって頑張っています。
そんな皆さまの姿に励まされ、笑顔をもらい、私も頑張ろうと思えます。復職に向けて、健康的な身体を目指して、日々精進!