おうばく通信
認知症疾患医療センター
2016年11月 5日 (土)
平成28年度第1回 認知症疾患医療センター 連携協議会のご報告です。
こんにちは!更新に少し間があいてしまいました。
季節も変わり、寒くなってきた今日この頃ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さて、今日は9月7日に実施しました、当院認知症疾患医療センター連携協議会のご報告をさせていただきます。(遅ればせながら、申し訳ありません・・・)
★認知症疾患医療センター連携協議会とは・・・
半年に1回のペースで実施している会議です。
当院のセンターが担当している圏域(京田辺市・八幡市・井手町・宇治田原町)にある
地域包括支援センターや行政機関の方にお集まりいただき、各地域の現状や
何か担当センターとしてお手伝いできることはないか?等の意見交換をさせていただく場です。
また、後半には何か1つテーマを置いて研修会を実施しています。
意見交換の時間では、各地域で実施している認知症カフェの実施状況や
認知症初期集中支援事業の進捗状況、その他各地域でおこなっている認知症に関する
啓発活動の報告等がありました。やはり地域ごとの特性や高齢化の割合等の違いがあるため、
様々な取り組みを一斉にスタートできるものではありませんが、それぞれがその地域に合った
取り組みを検討されていて、センターとして何かお手伝いできることがあれば、と
改めて考えさせられました。
後半の研修会では、当院が宇治市と共に取り組んでいる【初期集中支援事業の現状報告】と題して、
初期集中支援チーム員会議を担当している、当院の 金谷 精神保健福祉士より
発表がありました。
これから開始しようと検討している地域も多い初期集中支援事業ですが、
立ち上げをどのようにおこなったのか、どんな専門職がどんな役割を担っているのか、などの
意見交換がなされました。
みなさまのお住まいの地域でも、知らないところで何か認知症の方やそのご家族に対する
支援が実施されているかもしれません。これを機会に、今一度お住まいの地域の行政機関や
地域包括支援センターへ相談してみても良いかもしれませんね!