おうばく通信
認知症疾患医療センター
2016年6月22日 (水)
山城総合医療センター認知症対応力向上研修会
毎日雨の日が続き、梅雨本番!という時期になってきましたね。
黄檗駅のお隣、三室戸駅にある三室戸寺ではあじさいが満開だそうです。
さて、先週6月17日(金)に山城総合医療センターの院内研修へ
当院の辰巳看護師長(認知症看護認定看護師)が講師としてお話してきました。
内容は「せん妄」について。
山城総合医療センターの看護師さんを始め他職種の方や
地域の施設職員さんや事業所職員さん等計70名というたくさんの方が参加されました。
せん妄とは、認知症の方が身体疾患の悪化がみれた時や入院等による環境変化で
みられはじめる一時的な症状です。認知症の周辺症状と重なる部分も多くありますが、
何が原因なのかを見極め、悪化の予防に努めることが大切です。
病棟の看護師さんや施設職員さんからも「とても分かりやすかった!」との
お声をいただきました。
今後もこういった専門職向けの勉強会や地域と病院の交流の場をもつことで、
地域のみなさまに還元していければ良いなと思います。
またこの場をおかりしてみなさまにご報告させていただきます!