おうばく通信
でんでんTIMES
2012年5月18日 (金)
【でんでんTIMES】五月の季節行事
新緑が美しい季節になってきましたね。
こんにちは、デイサービスでんでんむしです。
このページでは、でんでんむしで行っている活動の一部を紹介していきたいと思っています。
今回は、五月の季節行事の一つである「ちまき作り」をご紹介します。
「ちまき」といえば端午の節句に食べる縁起物で、童謡「せいくらべ」を思い浮かべる方も多いのではないかと思います。
利用者の方々にもなじみの深いようで、「昔、家でつくったことあるで~」と言われる方もおられました。
今回は、利用者の女性陣にご協力いただき、みんなでわいわいと話をしながらつくりました。
まずは、「アセ(…ヨシの京田辺の方言らしいです)」の葉の形を整えるところからスタートです。
「アセ」の茎と葉を切り離し、水洗いし、下茹でします。「アセ」の葉は硬く、葉の縁で手を切りやすいため、注意が必要ですが、利用者の方は「これくらいなんともないよ」と率先して作業をしてくださいました。
次は団子の準備です。
粉と砂糖、水を混ぜてこねる、という結構力のいる作業ですが、みなさん慣れた手つきでこねておられました。
「これくらいの硬さでええんやろか?」「もう少し柔らかい方がええかなぁ」と会話が繰り広げられました。
ここからがいよいよ山場です。
「アセ」の葉で団子を包み、紐で括り、蒸し上げていきます。この、「葉で包み、紐で括る」という作業が難しいのですが、ここもやはり主婦の力が発揮されました。作った事があるという方はもちろん、「私は初めてなんです」という方も一度やってみると、次々と作っておられました。(写真は蒸す前)
蒸し上がったものはアセの香りがふわりと漂い、風情のあるものでした。みんなでおやつの時間にいただき、「上手に作れてるな~。おいしいわ」と感想を述べられる方もおられました。
今回は、調理プログラムの紹介でしたが、今後は手工芸や、その他のプログラムも紹介していきたいと思っています。次回もよろしくお願いします。