おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2009年10月 1日 (木)
月刊きょうと/海外旅行とチョコレート(2009年10月)
今回は利用者のPubさん(男性)に、チョコレートの魅力について書いていただきました。
海外旅行が趣味となってから、帰国時には土産物として手軽に買えるチョコレートを物色するようになりました。
ベルギーのブリュッセルにあるチョコレートミュージアムに行ったときのこと。そこはチョコレートの製造工程の見学と商品の購入ができるところで、しばらく見学していたところ、職人の方に「どこから来たの?」と聞かれ、「日本です」と答えると(もちろん英語で)、少し驚いた様子でした。何故かというと、日本には7回ほど出張で来たことがあるそうで、「日本のチョコレートも品質が良いね。特に北海道のミルクを使っているところなんかが。でも日本のチョコレートが世界でメジャーにならない理由は何だか知っているか?」と聞かれ、「人件費ですよね」と答えたところ、正解でした。つまり海外と比較して日本の人件費が高いため、チョコレートの価格に転化されているのが欠点という訳です。そのあとに名刺を頂いたのですが、肩書きには「チョコレート コンサルタント」と書いてありました。色んな職業があるものですね。
見学のあとにチョコレートを少々買って帰りました。シンプルで飽きが来ない味だったのを覚えています。また、カカオバター以外の植物油の使用を制限しているため、常温でも溶けにくいのが特徴です。さすがゴディバで有名なベルギーですね。職人気質にあふれています。
その他、旅行先で買ったチョコレートの一部について個人的にコメントしてみます。
①ロシェ:フェレロを代表するチョコレート。海外の免税店やスーパーでよく見かけます。ミルクチョコですが、ピーナッツ入りでちょうど良い甘さ。値段も手ごろです。
②アフターエイト:イギリスのダークチョコレートでミント入り。その名の通り、8時以降の夕食後に食べるというイメージです。メーカーはネスレです。
③エクセレンス:リンツのダークチョコです。カカオの使用量が数種類あり、苦いのが好きな方は試してみてはいかがでしょうか?(ただし、70%を超えると胃もたれしそうです)
④エキストラシン:同じくリンツの板チョコですが日本のものと比べると遥かに薄い!あっさりした味で私のお気に入りの1つです。海外に行くたびに免税店でこれを探して買っています。
⑤ギラデリ:アメリカのサンフランシスコで有名なチョコレート店(文末の写真参照)。数十種類のチョコレートがあり、見ているだけでも飽きません。値段的には少し高めですが、美味しいです(アメリカのお菓子にしては甘すぎずって感じで)。ラズベリーがお勧め。
⑥オレンジチョコレート:テリーズのオレンジフレーバーチョコレート。本物のオレンジのように一房ずつ分かれます。
京都駅前地下街ポルタのジュピター京都店でも何点か買えますので興味のある方は試してみてください(ただし、食べすぎには要注意です)。
【ジュピター京都店URL】
http://www.jupiter-coffee.com/