おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2008年3月 1日 (土)
月刊きょうと/楽しいサッカー観戦(2008年3月)
利用者のセレッソ大阪さん(男性)に、サッカー観戦の魅力について書いていただきました。
澄みわたる青空、響く歓声、沸き立つスタジアム、そしておいしいビール? 私の趣味はサッカー観戦です。
2年前に高校時代の友人から、おいしいビールが飲めると誘われたのが初めてのサッカー観戦でした。もともとスポーツはバスケットや野球をしていたので、サッカーにはまったく興味はなくあまり期待もしていなかったのですが、見事に裏切られてしまいました。いつの間にかスタジアムの熱気にはまり、声を出して応援していました。この時から私の楽しいサッカー観戦ライフが始まりました。
私が応援しているのは、J2の「セレッソ大阪」という大阪・長居をホームグランドにしているサッカーチームです。昨年は残念ながらJ1に上がれずくやしい思いをしましたが、今年は必ずJ1に昇格してくれると期待しています。去年からホームゲームには応援に行き、熱い声援を送っています。
2月9日~11日の3連休に、セレッソのキャンプを見るためにわざわざ宮崎にまで行ってきました(というよりもおいしい地鶏と焼酎が目当てかも…)。
天候にも恵まれ、気持ちのよい青空のもと、選手が練習をしているのを見ていると、思いもお腹も一杯になりました。選手たちの動きも良く今年は必ずやってくれると確信しました。
さて、ここでスタジアムでの楽しい観戦の仕方を紹介したいと思います。
まずは百貨店でおいしいつまみを購入。これが大事です。そして、試合の1時間前には入場し、試合を観戦しやすい席を確保します。そしてユニホームに着替え、今日の勝利を祈りながらまずビールを一杯。その後は会場で配られるパンフレットを見ながら、つまみを食べつつ先発選手を予想します。
30分前には選手がウォーミングアップのために入場してきます。10分前には選手紹介に声援を送り、応援歌を声高らかに熱唱します。ここで気分を盛り上げるため、またビールを一杯。
試合が始まると、にわか解説者となり選手の動きに一喜一憂します。そして前半が終了すると、のどが渇いているのでまたビールを一杯。後半も選手を激励するために声援を送ります。
そして試合終了となり、勝利すれば祝勝会で飲み屋へ直行。また、負ければ残念会で飲み屋へ直行します。いずれにしても飲んでいます。
振り返れば、サッカーを観戦しに行っているのか、飲みに行っているのかよくわからない時がありますが、このような時間がすごく心地よく、自分をリラックスさせてくれます。いままで仕事が趣味と公言していた自分から考えると進歩したなあと思います。
皆さんは仕事や家庭以外に生きがいを持っていますか?それを見つけることで人生はより豊かになると思います。ぜひ充実した生活を送ってください。