おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2007年3月 1日 (木)
月刊きょうと/手帳よもやま話 (2007年3月)
今回は利用者のAさんに、手帳に関するあれこれを自由に書いていただきました。
これを読めばあなたも、いっぱしの手帳マニヤになれるはず?
BUCならではの芳醇なエッセイをどうぞご一読ください。
今年は二月に入っても温かい日が続いており、いよいよ地球温暖化が本格化してきたようにも思えます。何かと体調管理が大変だと思いますが、皆さん、お元気でお過ごしでしょうか?
さて、今日は何かと便利な手帳の話を少し述べてみたいと思います。手帳は「手帖」とも表記され、小さな記録本と言われています。主な用途としては、予定管理や行動記録、メモなどに幅広く利用されています。
皆さんは、手帳の一冊や二冊程度はお持ちですか? 中には「PDAや携帯電話などの電子機器で十分」だという方もおられると思います。
しかし、手帳は手軽で自由な書き込みがいつでも行えるため、今日に至るまで人気があり、特に近年はカラフルな装丁やブランド志向もあいまって、女性にも絶大な人気を博しています。
では実際に、手帳を選ぶとき何を基準にして、購入すればよいのでしょうか?
まず、ビジネス使用かどうか、記入量はどれぐらいか、持ち歩きするかどうかという用途を決めることで、ほぼ大きさが決まると思います。
次に、手帳の使い勝手を考えると、携帯に便利で廉価な綴じ手帳にするか、検索のしやすさやボリュームアップができるシステム手帳にするかを決めます。何れにしても、手に取ったときの感触が一番ですから、それを忘れないようにすることも重要です。
ところで、私も各種手帳やPDAなどの経験がありますが、現在、使用中の手帳を、簡単にご紹介したいと思います。
まずは、用途を考えると、仕事の管理は職場のパソコンが中心なので、個人手帳には主要事項のみの書き写しを行う程度なので、非ビジネス用に分類されます。
それと大きさは、鞄の中に入れて常に移動し、格納位置も決まっているため、B6版からA6版までのサイズとなりますが、ボリュームアップも考え、次の理由からバイブルサイズの特殊なシステム手帳と、リフィルファイルの二冊に分けて使用しています。
マイ手帳の特徴は、一般のシステム手帳と比較して、二冊合わせても軽く嵩張らないこと、記入時に邪魔なリングの大きさが最小限に抑えられること、それと経済的の三点です。二冊ですが専用ポシェットにセットで入れています。
第一冊は、本体がビニール製の超スリム型システム手帳を使用し、市販の月刊予定表と週間ダイアリーを入れています。第二冊は、本体こそ市販の6穴リフィルファイルですが、PCソフトを利用して、無地リフィルに個人用の便利な様式を多数作成して綴り、同時に市販されているユーティリティ関係と自由メモを綴っています。この分冊には余裕があり、リフィルの追加が可能です。
なんだか「マイ手帳」自慢が続きましたが、今後、時代の趨勢や個人嗜好に応じて、手帳にも様々な変化が予想されます。しかし、あくまでも基本とされる利便性と携帯性を重視し、より自分として使いやすい方法を模索していくことが、大切ではないかと考えています。