おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2007年2月 1日 (木)
月刊きょうと/BUCきょうと俳句大会 (2007年2月)
今回は、利用者の皆さんに俳句を詠んでいただきました。 季節が感じられる句もあれば、季節にとらわれないフリーダムな句もありますが、それぞれ風情があっていいものです。BUCならではの味わい深い俳句をご覧ください。
わが子ども 早く出てくれ うんちとげっぷ (Kさん)
初もうで 家族の笑顔 祈る音 (もえこさん)
元旦に 父母乗せし 氏神へ (リピートさん)
仏衆 我にも与えよ 万の福 (ガッチャンさん)
凛として 寒空のもと 椿咲く (N・Kさん)
初春の 青空にあう 鬼がわら (亥元さん)
天国の 妻と行きたし 万福寺 (英ぼんさん)
つかぬまの リハビリ休暇 思い出に (ヤッシャーさん)
初もうで 意外ときつく 餅太り (O田さん)
布袋さん 似たところは お腹だけ (やんちゃおやじさん)
松のみき まかれたワラに 妻を見る (無名しさん)
野良猫が 肩寄せ合って 暖をとる (紋さん)
黄檗で 初もうでして 足だるい (M・Iさん)
山道の 猪のにおいと 眼光と (陽陰さん)