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【BUCきょうとメンバーブログ】第65回:「トライアル利用~BUCで得たもの」

2019年5月23日 (木)

バックアップセンター・きょうと(以下BUC)は「復職を目指している方の専門プログラム」を提供されています。
 私が参加した「トライアル利用」(対象:復職可能見込みで生活リズムが整っている人)は8週間の通所期間になります。様々な目的を持ち多くの方が通所されています。

BUCに通所した理由は復職において体調・メンタル面の回復度がわからなく、その時に「とても良いリワークプログラムがあるので是非通所して下さい」と産業医からBUCを勧められました。当初は「復職可能判定を頂くための通所期間」と思っていました。
 通所後、約7週間で復職可能判定を頂いたものの、まだ復職への自信が無く「もう少し時間が欲しい」と考えていました。それは弊社の「復職スケジュール」にあります。

復職までの流れとして、
1.試し出社(リハビリ勤務なし、期間:2週間1日7.75時間勤務)
2.会社の復職委員会で復職可否判定(試し出社終了日から2~3日内に通達)
3.翌週復職
 となります。

したがって「試し出社時点で復職できる状態」であることが要求されます。幸いにもBUC復職可能判定後から試し出社まで約2ヶ月間の通所期間があり、この時期に「何か掴みたい」「再発防止対処法」を習得したいと強く思い、残りの通所期間を過ごすようにしました。

同時期に「お花見実行委員」を担当することになり、同じ実行委員メンバーさん2人から未経験の業務等についてご教示等頂きました。また会社への復職スケジュール(面談)と並行しており、「トライアル利用」期間中で体力・メンタル面で一番負荷を感じていた時期でした。
 それにより「なんでこんなに疲労困憊しているのか?」と考えるうちに、自分の特性(感情のコントロールが苦手)に気付き対処法を見つける事ができました。改めてお2人の実行委員メンバーさん、担当スタッフさんに感謝いたします。

その後、復職後の勤務地異動が決定し、試し出社に合わせ新勤務地への出勤練習を始めました。
 BUC開始時間まで1時間15分早く到着。センター長より「東本願寺でマインドフルネスができる」と伺い、本堂でマインドフルネス後、朝から気持ち良く通所しています。人との何気ない会話が情報共有となり、また、コミュニケーションで色んな捉え方が前向きとなり私にとっては素晴らしい収穫です。

残りの数週間、今度はどのようなサプライズがあるのか楽しみに通所していきます。

(ペンネーム:May)

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