おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2019年10月 1日 (火)
月刊きょうと/「私とクロスバイク」(2019年10月)
今回は、メンバーのTN2さん(男性)に、サイクリングの魅力をご紹介いただきました。
<クロスバイクとの出会い>
わたしは自転車でいろいろなところを散策するのが好きで、独身の頃はよく京都の街中を当てもなくブラブラしていました。
私は転職で京都の会社に入社したのですが、その時に今乗っているクロスバイクを購入しました。
クロスバイクとはマウンテンバイクとロードバイクの中間のような自転車でロードバイクほどタイヤは細くはなく、ハンドルもロードバイクのように曲がったものではなくフラットな自転車のことをいいます。
今までママチャリやマウンテンバイクしか乗ったことのなかった私は、車体の軽さと、軽快な走りに感動しました。ただ、カゴや泥除けがないので買い物に行く時や雨の日に乗る時には注意が必要です。
<おすすめのサイクリングロード>
はじめのうちは街中をひたすら走っていましたが、そのうちもっとたくさん走りたいと思い、桂川サイクリングロード(八幡木津自転車道線)を走るようになりました。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、桂川サイクリングロードは嵐山から木津川市までをつなぐ全長45キロにわたる自転車・歩行者専用道路です。
自転車なら45キロくらいいけるかなと最初は軽い気持ちで走り始めたのですが、長いサラリーマン生活でなまった体には、これが意外とキツい!
20キロ地点くらいで引き返してくることが多かったのですが、コンディションがいい時は終点の木津川市まで行って帰ってきてました。
ずっと川沿いの道で景色の変化もそれほどありませんが、途中に時代劇のロケ地で有名な「流れ橋」があるので見たことのない方は自転車で行ってみてはいかがでしょうか。
<これからの目標>
桂川サイクリングロードはそれなりに走れるようになった私の次の目標は、多くのチャリンカーにとって憧れのコースである琵琶湖一周です。
その距離なんと200キロ! 桂川サイクリングロードを伏見から木津まで行って帰ってくるのに一日費やしていた私であれば3日弱かかる計算です。
上級者は一日で走破するそうですが、一般的には二日、三日かかるそうです。
どういったルートで行くのか、どの宿に泊まるかなどをいろいろ考えたりしていたのですが、そうしてる間に結婚し、子供も生まれ、行く時間どころか考えている時間もなくなってしまいました。
なので今は家族との時間を大切にし、もう少し子供たちが大きくなってから妻と二人で行ければいいなと思っています。