おうばく通信
BUCきょうと機関誌『ばっくる』連載エッセイ
2016年5月 1日 (日)
月刊きょうと/「ダイエットについて」(2016年5月)
今回は利用者の大食漢さん(男性)に、効果的なダイエット法について、実体験に基づいて書いていただきました。
ダイエットを今までにした経験がある方は結構多いのではないでしょうか? あるアンケートでは、「過去にダイエットをした事がある」「現在している」という人は男性では約7割、女性では約9割との事で多くの人が経験しているという事がわかります。
ダイエットでよくあるのが、「りんごダイエット」のような特定の食べ物だけを食べ続ける方法や、「炭水化物抜きダイエット」のように血糖値をコントロールする事で痩せる方法が有名です。調べてみると「なにこれ?」と思ってしまったダイエット方法があったので2つご紹介したいと思います。
1つ目は、「失恋ダイエット」です(笑)。これは単に失恋のショックで食べられなくなるというものです。よくわかりませんが、周りにもこんな経験で痩せた人もいると思います。さらに、その悔しい思いを自分磨きにぶつけるという方法もあるようです。失恋した人しか実践出来ないのであまり良い方法とはいえないですし、ダイエットの方法にするにはどうかと思いますが、効果は絶大の様です。
2つ目は「離乳食ダイエット」です。1食分のカロリーが約100キロカロリーで、お腹がすいたら食べるという感じで、10食食べてもせいぜい1000キロカロリーで、なおかつ赤ちゃんの食べ物なので減塩減糖・化学調味料や着色料も無添加なので体にもいいはずです。これは結構いいかも知れませんね。ハリウッド女優もやっているそうです。
私も実は今ダイエットをしています。元々は身長165㎝に対し71㎏も体重があり、BMIも26ありました。ちなみにBMIというのは体重と身長の関係から肥満度を示す体格指数の事で、体重(㎏)÷身長(m)の2乗で割り出せます。25以上は肥満域で当然自分も肥満でした。会社ではすれ違う人に、ぽっこり出ているお腹をぽんぽんと触られ「妊娠?」とか「今日もいい感じだね」とか言われよくイジられていました。
そんな私も今では体重が57㎏となりました。一年間で14㎏の減量に成功した事になります。14㎏とは3歳児の平均体重で、それが体から消えてなくなったと考えると我ながら頑張ったと思います。
どのような方法で14㎏も痩せる事が出来たのかというと、お昼ごはんをスープだけにする事と、炭水化物を一切食べない事です。そして毎日1時間のウォーキング。これを続ければ必ず痩せます。
そして最も大事なことは決してあきらめない事。ダイエットをしていると必ず停滞期がきます、私も63㎏まで落ちてからそこから3週間体重が落ちない時期があり心が折れそうになりましたが、その時期からウォーキングを始めると面白いように体重がそこから落ちていきました。
食事制限と運動の生み出す相乗効果は絶大です。でも体を壊してしまっては意味がないので、無理なく長く続けられる自分に合った方法を見つけて下さい。