おうばく通信
お知らせ
2021年4月 8日 (木)
当院のコロナ感染について(第10報 2021年4月8日)
当院精神科身体合併症病棟における新型コロナウィルス院内感染について、本日4月8日入院患者から新たに1名の陽性者が判明しています。本日までに計31名の患者様がコロナ陽性になられ、計9名の方が転院されましたが、うち1名の方が転院先で亡くなられています。また当院で4名の方が亡くなられています。あらためてお悔やみ申し上げます。一方で、当病棟にとどまって経過観察中のコロナ陽性の患者様18名のうち、2名は解熱していることなどから本日4月8日をもって感染力なしと判断しています。また他院転院中だった方1名が同様の判断と退院許可のもと当病棟に再入院されています。今後も陽性の方、陰性の方、回復後の方いずれも十分な観察を続け、慎重な管理を続けますが、当院・当病棟が平常の機能に戻っていくことも並行して考えて参ります。
また別の認知症治療病棟にて健康観察のため自宅待機中だった職員1名の陽性が確認されました。4月6日より同病棟の入院患者様と関係職員全員の検査を繰り返しています。陽性者は認められていませんが、こちらも十分な観察とともに慎重に対応しております。
いずれの病棟についても入院患者様やご家族様には多大なご負担とご心配をおかけしており大変申し訳ございません。外来患者様ほか関係者の皆様、地域の皆様にもご迷惑をおかけしております。本日も山城北保健所、京都府や他病院の専門家のご協力、ご指導を頂いて対応しております。本日の時点ではまだ、全病棟への入院は一部の緊急性がある精神科入院を除き中止しています。外来も原則中止していますが電話再診での対応は可能です。
今後も迅速な対応を心がけ、丁寧かつ正確な情報開示にも努めてまいります。
宇治おうばく病院 院長 岡正悟