デイケア・リハビリ
Rehabilitation
理学療法・作業療法
ワンポイントアドバイス
2020年8月 6日 (木)
手作り自助具編 その1
病気など様々な理由でやりにくくなった動作を補助してくれる道具の事を「自助具」と言います。
市販品を購入することが一般的ですが、実は身近なものや百円均一で手に入る物で自助具が作れるんです!
今回はプラスチック粘土というDIYで利用される材料を用意しました。
お湯につけることで軟らかくなり、冷ますと固くなるという特徴があります。
この特徴を利用して、てスプーンを掴みやすくするための自助具を作っていきます!
それでは実際に作っていきましょう。
始めにプラスチック粘土をお湯につけて軟らかくします。
※必要な量やお湯につける時間は製品によって異なります。
軟らかくなったら水気をとって少し冷まします。
指や手の形に合わせてに整えていくと…
完成です!
細いスプーンの柄が太くなり、手にフィットしやすく握りやすい形になりました。
今回はスプーン用で自助具を作りましたが、ボールペンなどの柄の細い物に取り付けることで、手の力が入りにくい方でも握りやすい自助具として利用することができます。
いかがだったでしょうか。簡単に手に入る材料でも、アイデア次第で自助具として活用することもできます。
自助具を買うほどでもないけど、何か補助できる道具は欲しい…そんな方は是非参考になればと思います!
作成者:リハビリテーション室
作業療法士 藤原、瀬野、新