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パニック障害呼吸困難や動悸、めまい、吐き気などの症状に突然襲われ、「このまま発狂するのではないか」「死んでしまうのではないか」というような強烈な不安に圧倒されてしまう。しかし実際には身体的な異常はなく、数時間以内には回復する。 しかし、このような発作(パニック発作)を繰り返すうちに、「また同じようなことが起こるのではないか?」という予期不安にさいなまれるようになり、発作が起きたときに逃げられなかったり助けが期待できなかったりする場面(特急電車など)を極端に避けるようになってしまう。…というのが典型的なパニック障害の病像です。 以前に不安神経症や心臓神経症などと呼ばれていた症状も、パニック障害の一種と考えられます。 |