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【BUCきょうとメンバーブログ】第75回:「夏の思い出」

2019年10月10日 (木)

今回のBUCブログは私の夏の思い出について話したいと思います。

今年の8月の中旬に学生の頃の友達と、大阪の天王寺にあるスパワールドという温泉とプールが楽しめる施設に遊びに行きました。休職してからは全く会っておらず休職していることも話していなかった友達なので、最初会う前は何を話そうかと思っていました。駅で待ち合わせをして久しぶりに会った友達はもともと細かったですが以前よりも痩せていて、仕事が大変なのかなと思いました。スパワールドに着くまではとりとめもない世間話をしていました。
 
スパワールドに着いてから、まずプールに入ることにしました。久しぶりの流れるプールやウォータースライダーにテンションが上がり、いつもにも増してはしゃいでいました。ある程度プールを楽しんだ後に次は温泉に行くことにしました。温泉は露天風呂やヒノキ風呂など日本風のものだけでなく、バリやペルシャ風呂などの他の国のお風呂、酸素・炭素・水素風呂など健康に良さそうなお風呂もあり、とても楽しめました。
 
お風呂に入ってリラックスしているときにちょうど仕事の話になり、友達が今とても仕事がしんどいという話を聞いていました。友達も私と同じような職種のため、気持ちがとてもよく分かりました。自分の今の状況については言おうかどうか悩みましたが、言ってしまってスッキリしたい気持ちとこの子なら信用できるだろうという考え、この温泉のリラックスできる雰囲気によって友達に今の状況を打ち明けました。友達は親身になって私の話を聞いてくれたのでちょっと気持ちが軽くなり、このときに言って良かったと思いました。また友達に打ち明けたことで、仕事に対する自分自身の考えが再確認できたことも良かったです。BUCに来るまでは友達に自分の状況を言うことはほとんどしていなかったので、BUCに来たことで他の人に相談してみるのも良いことだと気付くことができたのだと思います。そして、この温泉という何も遮るものがない状況により友達と心の距離がぐっと縮まった気がして、自分の本心を言うことができました。
 
この日スパワールドに友達と来たことで、心も体もリラックスして自分のことをさらけ出すことができました。また、改めて友達の大切さを実感した一日でした。

(ペンネーム:セロリ)

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