京都市 下京区 心療内科 精神科 メンタルクリニック カウンセリング 復職トレーニング専門デイケア

お知らせ

【BUCきょうとメンバーブログ】第73回:「令和初の納涼祭実行委員を経験して」

2019年9月12日 (木)

2019年8月7日(水)、令和初の納涼祭が開催されました。

始まりは6月の終わり。「納涼祭の実行委員になってくれないか」とスタッフさんから依頼を受けました。その日の私は体調が悪いと同時に機嫌も悪く「最悪だ。したくない。でもいつかはしないといけない事であり、断る理由も思い付かない。仕方ない」と本当に嫌々引き受けました。表情や態度に前面に押し出していたようです。スタッフさん、本当にすいませんでした。笑

そうして始まった納涼祭の準備。まずは自分自身の課題から目標を設定します。準備を進める中で、自分の気付いた事や感じた事を書き出していきます。そうする事で自分の感情の整理が出来ると共に、自分の特性や思考のクセ等に気付くきっかけにもなりました。

納涼祭の仕事は、自分が思っていた以上に楽しく、物事にこだわりが持てないと感じていた私もいつの間にか「ああしたい、こうしたい」とアイデアを出し、こだわったイベント作りが出来たように感じます。

納涼祭当日まで本当にたくさんの時間を掛け、予想外の出来事の調整をしながら進めていきました。本当に大変ではありましたが、みなさんに楽しんで頂けるイベントが作れたのではないかと思います。イベントを終えた今、達成感と同じくらい終わってしまった寂しさも強く、自分の中ではその位充実した時間だったのだと感じました。嫌々引き受けた実行委員の仕事でしたが、このような感情の変化が起こるとは思ってもいませんでした。

人生の中で、自分が嫌だと感じる事は今後もたくさん起こってくると思います。する前から諦める、やめてしまう事は簡単ですが、嫌々でもしてみたら、もしかしたら自分にとって良い経験になるかもしれません。何事もチャレンジすること、それが大切なのだと今回改めて学びました。

(ペンネーム N)

このページのトップへ