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【BUCきょうとメンバーブログ】第64回:「OB交流会を終えて思うこと」

2019年4月25日 (木)

私は、先日行われました第34回OB交流会に、実行委員として参加させていただきました。多数のOB、現役メンバーにご参加いただき、おかげさまで大変盛況のうちに終わることができました。ご参加下さったOBの方々、現役メンバーの方々、スタッフの方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

私は今回の実行委員をするにあたっての目標として、「しっかりと自分の意見を言う」ということを挙げていました。
 それは、私の過去を振り返ってみると、「最初から自分の言うことは分かってもらえない」、「反論されるに決まっている」という思い込みから自分の意見を言わず、人に言われた通りにしてきたことでしんどくなっていたからです。
 スタッフさんからOB交流会の実行委員のお誘いを受けた時も、最初は嫌で、あまり前向きではありませんでしたが、メンバーに恵まれたこともあり、自分の意見を自由に言うことができて非常に楽しくできました。
 今すぐ復職して、実行委員をしていた時のように職場で振る舞えるほどまでとはいきませんが、OB交流会での経験で少し自分に自信が持てたような気がします。

私がバックアップセンター・きょうと(以下BUC)に通所しはじめたのは半年ほど前で、産業医からのすすめでリワークに通うことにしました。
 リワークに通うことは復職の必須条件と言われたわけではありませんが、「どうせ行かないと復職させてくれないのだろう」と勝手に思い込み、半信半疑でリワークに通い始めました。
 最初のうちは眠気がひどい上に、職場のことも気にかかりBUCのプログラムに全くといっていいほど集中できませんでした。
 イライラする日も多く、家族とぶつかり合う事も度々ありました。そんな状態にも関わらず、自分は復職できると思っており、復職しないのはただの甘えだと、最近まで思っていました。 でも、最近ようやく体調の変化を実感することができ、「BUCに通い続けてよかった」と少しだけ思えるようになりました。

まだ復職の時期は見えませんが、ゆっくりぼちぼちやっていこうと思う今日この頃です。

(ペンネーム:釜井達の夜)

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