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【BUCきょうとメンバーブログ】第59回:「カウンセリングのすすめ~バックアップセンター・きょうと(BUC)のリワークプログラムにお世話になる~」

2019年2月14日 (木)

私は2017年6月から職場を休んでおります。休職当初、私は毎月主治医の診察を受け、職場の保健師の方に電話をして、次の月も出勤できない旨を連絡してきました。その保健師の方のすすめもあり、カウンセリングを受けました。私には、身近に相談できる人もいましたが、私が職場を長期にわたって休んでいることへの不安や「これから先どうしよう」といった心の迷いに、ゆっくり時間をかけて相談することができるカウンセリングという方法が、とても役に立ちました。

カウンセリングを3ヶ月ほど受け、カウンセラーの方からのすすめもあり、私は、2017年12月よりバックアップセンター・きょうと(以下、BUC)にお世話になっています。

BUCのリワークプログラムは週5日(月~金)ですが、私は、通所1週目は3日間隔日午前(9:00~12:00)、2週目は3日間午前と午後(9:00~15:30)、3週目は4日間午前と午後、4週目は週5日午前と午後という具合に、スタッフさんと相談しながら徐々に通所日を増やしていきました。

私は、BUCで、様々なプログラムに取り組みましたが、中でも特に印象に残っているのは「クラフト」です。先輩メンバーがリーダーを務め、数人集まって、ペーパークラフトをしながら、参加者全員が順番に、身の回りで起こったできごとや、テーマに沿った話題を話していき、時には誰かがおもしろいことをいうと、笑ってもよいという経験です。これ以外にも「デジカメウォーク」という、月に1回30分程度、メンバーとスタッフさんがいっしょに、街(近隣)に出かけ、風景をデジカメに収めるといった取り組みも楽しく、印象に残っています。

私は、様々なプログラムに参加させていただく中で、メンバーとのコミュニケーションが取れるようになり、自分の気持ちをうまく表現できるようになっていきました。

私は、BUCに、もう1年以上お世話になっていますが、この2月下旬よりリハビリ出勤をして復職できればと思っています。私が職場に復帰できるようになるまで、相当長くかかりましたが、わがまま勝手な私を、いやな顔一つされず指導し関わってくださった、BUCのスタッフの皆さん、OB・現役メンバーの皆さん、職場で連絡の窓口となって頂けた方々に感謝しています。

(ペンネーム:たか)

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