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【BUCきょうとメンバーブログ】第54回:「BUCに来て考えが変わったこと」

2018年11月22日 (木)

私は、強迫性障害という病気でバックアップセンター・きょうと(以下BUC)に通っています。強迫性障害は様々な強迫症状を引き起こす病気で、私の場合は、本の文字を何回も読んでしまうとか、文字を書き、消しゴムで消しては、また消した文字を書くというような症状でした。

BUCの一番良いところは、朝の9時から15時30分まであるプログラムのおかげで、規則正しい生活が送れることです。精神的な病気にかかっている人に一番大切なものは、朝ご飯だと私は考えています。私は、去年の10月から12月までおうばく病院に入院していました。おうばく病院では、朝6時起床、7時から朝食でした。入院する前の私は、朝食も昼食も食べず、夕食だけ食べていました。まず朝食を食べることで、人の身体は活気が湧いてきます。この活気は1日を過ごすために凄く大切なものです。なので、今は必ず朝食をとっています。
 
また、精神的な病気を治すには、諦めない気持ちが大切です。BUCに通い始めてから7ヶ月ぐらいまでは、強迫症状に襲われることも多く、「本当にこの病気は良くなるのだろうか?」、「良くなるわけがない」と思っていました。しかし、BUCに通い、8ヶ月がたった頃ぐらいから、強迫症状に襲われる回数が減ってきました。なので、BUCに来て一番変わったことは、「病気は治る」という気持ちです。
 
うつ病、強迫性障害、双極性障害等々、いろいろな精神疾患がありますが、皆さんも絶対あきらめず、「絶対に病気は治る」、「治せるんだ」という気持ちを忘れないでください。そのために、1日3食きっちり食べる、早寝早起きをする、運動をする等、規則正しい生活を送ってください。

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(ペンネーム:K.N.)

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