京都市 下京区 心療内科 精神科 メンタルクリニック カウンセリング 復職トレーニング専門デイケア

いよいよ秋も本番と言った感じで、朝晩は冷え込み、昼間は過ごしやすくなっています。
 
さて、「秋」といえば、「読書の秋」、「スポーツの秋」、「食欲の秋」あたりがまず浮かんできますが、私がバックアップセンターきょうと（以下、ＢＵＣ)に通うようになってから１番変わったのが「食」です。うつ病等の精神疾患の方は食習慣が乱れやすいとは言われますが、私もその１人でした。

ＢＵＣのプログラムの中に「体力増進グループ」と「ダイエットグループ」と言うものがあります。この２つのプログラムでは、毎週直近１週間の食習慣と運動習慣の振り返りが行われていて、２名の看護師さんから直々のアドバイスや指導を受けることが出来ます。

ＢＵＣに通い始めた頃の私は、タンパク質や炭水化物、野菜等をバランスよく摂っているつもりだったので、正直参加する必要がないプログラムだと思っていました。しかし、看護師さんからの勧めもあって実際に食習慣や運動習慣を写真のフォームに書き起こしてみると、意外に偏った食事をしていることに気付きました。そこでこれをよい機会と思い、食生活を見直し、プログラムの中で紹介された「太りにくい食事の摂り方」も実践するようになりました。その結果、みるみるうちに痩せていき、３か月程で１０ｋｇの減量に成功しました。それまではただ漠然と「痩せたいな」と思って運動習慣ばかりに目が行っていたのですが、生活習慣の「見える化」をしてみると食習慣に問題があったことが判明したのです。
　
プログラムに参加して、私としては痩せられたことはもちろん嬉しい事なのですが、学生時代からどうしようもなかった血圧がほぼ正常値になって、本当にハッピーなことだらけです。この場を借りて心より深く感謝申し上げます。
　
(ペンネーム：蜜柑と魚の国の住人)