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【BUCきょうとメンバーブログ】第49回:「課題図書を読んで知ったこと」

2018年9月 6日 (木)

先日、BUCスタッフからの推薦で、『心療内科に行く前に食事を変えなさい』という本を読んで知ったことを紹介します。
 初めこの本を紹介された時、「何でこんな本を読まなきゃあかんの?」というのが正直な気持ちでした。ただ実際に読んでみて、新たな発見が3つありました。

一つ目は、今までの自分の食生活が間違っていたこと。
 今までは、とにかく炭水化物(ご飯や麺類)が好きで、どちらかというと「おかずの量」は少なくても全く嫌ではありませんでした。
 特に夕食時のおかず等、元々妻は多くの品数を作ってくれていましたが、品数は少なく、自分の好きなおかずは多目、そしてご飯(米)をたくさん食べたいという注文をしてきました。
「炭水化物は太る=太ると体に良くない=メタボ、糖尿病 等の成人病のリスクあり」程度の認識はありましたが、バカみたいな量さえ摂らなければ、それほど大きな問題にはならないと思っていました。いわゆる、成人病はあっても脳(心)に与える影響があるとは想像もしていませんでした。
 
二つ目は、食事を摂るにも「食べ方、食べるバランス」が大事ということ。
 勿論、食事は栄養バランスが大切であるということは分かっていました。
 働いているときは朝食を摂らず、昼食は早く簡単に食べられ自分の好きな物ということで、ほぼ毎日麺類中心、お腹さえ一杯になればいいという考えでした。
 ただ夕食に関しては、家で妻が栄養バランスを考え、野菜や豚肉中心の料理を作ってくれているので、一日を通しては比較的バランスが取れているという認識でした。
 この本を読んで、栄養バランスだけではなく、食べる順番(野菜から等)にも気を付けていかなければならないことも知りました。
「炭水化物が大好き」という一番の課題は、炭水化物の量(糖質)をしっかり抑え、動物性・植物性のタンパク質やビタミンB群やビタミンC、そして亜鉛を意識して摂り、今BUCにいる自分自身の状態(心身の安定)を維持していきたいと思うようになりました。
 
三つ目は、「ノンカロリー、カロリー1/2」等が、必ずしも良いものではないということ。
 子供も小さいことや私自身の体質改善の為(中性脂肪を減らしメタボ予防)、油や調味料はわざわざ「カロリーゼロ、若しくはカロリーOFF」のものを購入し、使っていました。
 これが、本当はあまり良いものではないということには、正直驚きました。通常より高いものを使用してきたのに、それがあまり良いことではなかったということです。「カロリー1/2、若しくはカロリーOFF」というより、脳(心)には「糖質」が悪かったのです。
 
BUCを卒業したとしても、心の健康の維持のために「糖質」に注意していかなければならないと思い知らされました。

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(ペンネーム:浜省ファン)

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