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【BUCきょうとメンバーブログ】第46回:「暑い夏の過ごし方」

2018年7月19日 (木)

夏の生命活動は活発である。植物はどんどん繁茂するし、虫たちはここぞとばかりに動き回る。急速に変化する夏の環境は、身体の活動が低下する大人にとってはペースが合わなくなるのではないだろうか?

小学生の時は、朝のラジオ体操に始まり、カブトムシやセミ取り、午後からは海水浴に炎天下のグランドで草野球とどれだけ動き回っていたか、楽しい夏休みはあっという間に過ぎていったように想い出されます。

今となっては、そうそう動き回ることはできません。いつの間にかクーラーのかかった部屋で終始ゴロゴロする毎日になってしまいがちです。

これは良くない。と思い立って山登りに出かけていました。(病気になる前ですが)

3,000m級の山は知識も体力のない自分には無理だと思っている方が多いと思いますが、北アルプスの峰々であれば、環境は整っているので、近場の山より随分楽に登ることが出来ます。山小屋は綺麗で、寝泊まり、食事、水、トイレの心配はいらない、登山道は歩きやすく、随所に道標もありますので迷うこともありません。
 例えば穂高岳であれば、上高地まではタクシー等で行けます。ここまで来ただけでも十分、下界と違った景色を味わうことが出来ますが、少し足を延ばして「涸沢カール」まで行けば高い山に来たという実感がもてます。そこから穂高連峰を見上げていると今度は山の頂に立ってみたくなるものです。
 北穂高岳、奥穂高岳の頂上へは約3時間。山小屋を利用すれば、翌日には雲海に包まれた絶景を目にすることも出来ます。

高山という場所は、紫外線には注意がいりますが、気になるような虫はあまり見かけませんし、高山植物は皆ミニチュアサイズで生命活動はいたってスロー、中高年層の身体にフィットするのか山では中高年層だらけです。
 トレーニングを含め準備はしっかり行ったうえで、無理のない行程であれば誰でも登ることが出来ると思います。

(ペンネーム: J.U)

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