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【BUCきょうとメンバーブログ】第38回:「OB交流会実行委員を経て」

2018年4月12日 (木)

3月24日(土)に第31回OB交流会(以後交流会)が開催されました。今月で通所して8か月目となる私ですが、今回初めてBUCでの大きなイベントの実行委員を担当しました。実行委員をされた経験のある方はご存知かと思いますが、準備期間は2か月ほどで、会場の設営、予算編成などの会計、案内状作成など行う広報といった各作業を実行委員のメンバーが主体となって行いました。今回の交流会も、現役・OBの皆様を始めスタッフの皆様の協力もあり、無事に開催することができました。交流会は午前の部と午後の部の2部編成で行われ、それぞれ40名ほどの方にご参加を頂きました。回を重ねるごとに参加してくださるOBの方も増え、皆様のBUC愛をひしひしと感じる良い機会となりました。

今回の交流会は、アイスブレイクとワークというシンプルな構成で行なわれました。短い時間の中で可能な限りOBさんも現役さんも近況を報告して頂いて、自らの気付きにして頂くと共に、周囲の人からアドバイスして頂けるような時間にしたい、と実行委員は考えておりました。私は当日になっても「本当に皆さんに満足して頂けるだろうか」と不安でいっぱいでしたが、交流会中や交流会後に「良かったです。」とお声をかけて下さる方もいらっしゃり、その時になって実行委員をして良かったと思いました。

私は社会人1年目の11月に体調を崩し、現在1年4ヵ月休職している状況です。そのため社会人経験が乏しく仕事の進め方などわからないことが多く、他の実行委員のメンバーにたくさん助けて頂きました。そんな中で「私の仕事に対する考え方のクセが、他のメンバーに負荷をかけることになったのではないか」と、現在振り返りをしていて感じています。これは今回に限って起ったことではなく、仕事をしていた時にも同じような過程を経て周囲に迷惑をかけていた、ということに気付きました。これに気付いたことで少しの間だけ気分が落ちてしまいましたが、今ではポジティブに捉えて「今後は自分の弱い部分を克服するために努力しよう」と思えるようになりました。

OB交流会実行委員を経て私は、これまで以上に自分を知ることができたと感じています。それは自分には見えていない自分に気付くことができたということであり、「BUCに通って多くの人に観て頂けているからできることなんだ」と改めて感じています。

【ペンネーム:DADA】

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