おうばく通信
認知症疾患医療センター
2016年9月 7日 (水)
主催研修会「認知症ケアを考える」
こんにちは。
残暑なお厳しい毎日ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?
9月1日(木)に当院認知症疾患医療センター主催の研修会を開催しました。
年1回行っているこちらの研修会ですが、今回はメンタルケア新田辺所長の村本Drを講師としてお招きし、
「認知症ケアを考える」をテーマにご講義いただきました。
認知症の方を家族に持つ地域の方々や病院の相談員さんを含め、計15名がご参加くださいました。
村本Drからは認知症の基礎知識(分類や症状、薬のこと)や、発症初期から入院を考えるまでの対応について
詳細に記された資料でご説明いただき、
皆さんペンを片手に持って、メモをとりながら真剣に学ばれている姿が印象的でした。
講義終了後には、講義の感想や日頃のお困りごと等を、茶話会形式で自由にお話しする時間ももち、
「認知症のことも理解しているけれど、受け入れるには時間がかかる‥。
自分の対応が合っていたのかもわからなくて。
でも、今日の話で少し気持ちが軽くなりました。」とお話くださった方がいました。
現に認知症の方を支えながら生活をされているご家族さまが、
本研修会にご参加いただいたことで少しでも不安や悩みが解消できたのであれば、私どもも幸いです。
たくさんの方のご参加ありがとうございました!
今後の活動に関しましては、またこちらの場をお借りしてご報告させていただきます。
どうぞよろしくお願いします。